■カワセミのオスメスの区別の仕方
カワセミのオスとメスとでは、体色はオスメスともにほとんど同じ色で、
多少オスの方がメスよりも体色が鮮やかであるだけで、体の色だけではまずオスメスを見分けるのは難しいでしょう。
しかし、くちばしを見るとオスメスの区別は非常に簡単につけることができます。
オスのくちばしは、全体が真っ黒なのですが、メスのくちばしは真っ黒ではなく、
下くちばしの四分の三はオレンジ色をしています。
これは、写真を見ても非常に分かりやすいので、
おそらく自分の目で見たときもオスメスの区別は意外と簡単に付くと思われます。
■カワセミの繁殖
カワセミの繁殖は、一夫一妻制で行う鳥類においては最もポピュラーな繁殖方法です。
期間は3月から8月までの間で、そのつがいによっては繁殖を二度行うつがいもあります。
カワセミには、オスからメスへエサを渡してアピールする求愛給餌を行います。
なので、オスがメスのために巣を作ってメスを迎えるわけではないので、
繁殖を行うための巣を作るのは、つがいで行います。
巣を作る場所は、水辺の土質の崖です。
カワセミは、その崖の一点に狙いを定めてオスメス交替で巣を掘り進めて生きます。
一週間をかけて50cmから90cmほど掘り進めて巣とします。
そして、卵を抱く産座は、柔らかい土と、親鳥の吐き出した魚の骨をつかって巣を作ります。
そして、その産座に1日一個ずつ卵を産み、最終的には4〜7個の卵を産みます。
それからはオスメス交替で卵を抱きながら、ヒナが卵から孵るのを待ちます。
夜間にはメスのカワセミがずっと卵を抱いているので、
約19日間をオスは4割、メスは6割ぐらい割合で抱卵しています。
それからヒナが卵から孵って一週間は、オスとメス両方の親が抱雛していますが、
ひなが成長していくにつれて巣にいる時間が短くなっていきます。
そして、ヒナが生まれてから23日が経過すると、ヒナ達は巣から巣立っていきます。
それから10日後には、一部の個体が二回目の繁殖のために卵を産み始めます。
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